Respect me，myself.

　思えばわたしは、あまり人から誉められたこともないし、認められたことがなかったと思う。
　ううん、たとえそうだったとしても、どうしても素直に聞き入れることができないのだ。
　誉められたことがない・・・と言うよりも、自分はけなされるもの、罵られるもの、何があっても受け入れてくれないもの・・・と、何時の日かあきらめていたのかも。


　そうしていくうちに、こんな言葉を自分に言い聞かせるようになってしまった。


　周りはみんな　敵だらけ・・・


　なんて寂しい、悲しい、ものすごくひどい言葉だろう。
　どうしてこんな事を自分に言い聞かせてしまったのだろう。

　もちろん今はこんな事思っていない。たぶん今、わたしの周りにいる人はそんなことを許すわけがないと思う。
　こんな事を言ったら必ず誰かが強く叱ってくれるだろう。

　今でこそ


　周りはみんな　味方だけ・・・


　と、少しずつ思えるようになったけれど、それも信じ切れないのが本当のところ。


**********


　もっと自分が恵まれていることに自信を持て。

　自分の周りにいる人はみんな大切でいい人で、素敵な人ばかりなのは、ある意味「類は友を呼ぶ」となるのか、だとしたらそういう自分はまんざらでもないと、本当にそう思っていいのかな？それともただの傲りなのかな？

　まんざらどころじゃない、本当にいいやつだよと、真剣に言い切れる人がいることを忘れるな。

　それは本当に、心から思ってくれているの？

　そんなことを口先だけで言う人たちなど誰も選んでいない、そんな自分をもっと信じろ。

　そういう人を見る目がちゃんと備わっているの？それともそんな人が自然に集まるの？わたしは自分を好きになれる？

　その両方だ。自分は決して安っぽい人間じゃないし、周りの人を見損なうな。


　What can I do?

　Respect me，myself.